農林水産省は、今年から農業学校にニートやフリーターを対象とした合宿研修を設け、農業技術を教育、卒業後に就農を斡旋する「チャレンジ!ファームスクール」をスタートした。
会社ではノルマがあります。営業マンであろうが、なんであろうが、一定の仕事のノルマがあります。よって、できて当たり前。できたところで、当たり前ですから誰からも良くやったとか成果を褒められることはありません。
農業はどうでしょう?やればやるほど自然が返してくれます。褒められることはありませんが、できた農産物を見れば幸せになります。自然が人間に対して、きちんとお礼をしてくれます。その代わり、天災で農業が一気に壊されることもあります。これは、人間ではどうにもできないことです。よって、人間は天災の結果を諦めなくてはいけませんし、受入れなくてはなりません。
現在福祉や農業は人手が不足しています。農業は労働時間の割には収入が大変少ないです。効率よく生産を上げ、収入を増やしている農家もいますが、ほんのわずかです。福祉も労働は大変きついです。きつい、汚い、危険がともなう仕事が多いことも特徴です。よって、人手不足となっています。
しかし、実際現場に従事している人はやる気のある人が多いです。しかも笑顔を浮かべて、うれしそうに仕事に従事しています。そうでない人も当然います。笑顔の人達と話をしていると不思議と力や元気をもらえるような気がしてきます。
私は農家の人と接する機会が多いので、そういう元気な人達の農産物を食べる機会が多いです。もしからしたら、違う人が作った農産物のほうがおいしいかもしれません。しかし、本当に不思議です。同じ農産物でも、その人が笑顔で作ったときの話を聞きながら食べると本当においしいんです。
これはもう完全に気の問題ですが、やはり好きな人が作ったものは自分でも食べたいし、家族に食べさせたいし、尊敬する人やお世話になっている人にも食べさせたいものです。
話が長くなりましたが、ニートやフリーターを人での不足している農業へ就職させようなどと短絡的な政策なら必ず失敗します。簡単な話です。働きたくないから、ニートやフリーターになっているのに、人が不足している理由が労働力のわりに実入りが少ない方面の仕事を誰が好き好んでやるでしょうか?
短絡的な政策とは思いたくありません。しかし、現場主義でない官僚の考えなど上手くいくわけないと思ってしまいます。そのツールに農業を使うなといいたい。確かに労働力はのどから手が出るほど欲しいことは事実です。
ニート・フリーター支援で、国が本腰を入れてきたことによる政策だとは思います。本当に大事なのはニートやフリーターに働く喜びを教えることであると思います。その喜びを教える方法は農業は最適だとも思います。
一番現実的なのは農業の労働は大変きついです。しかも結構危険なんです。そして、汚くなります。美しいところだけ見れば、農業は素晴らしい。しかし、生活するとなると本当に厳しいんです。
作っただけでなく、売らなくてはいけない現実。ファームスクールでニート・フリーターが活躍することを願うばかりです・・・。
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